爆笑弁護人
約3年前の裁判です。
罪状は「大麻取締法違反」「麻薬及び向精神薬取締法違反」
普段は、あまり傍聴しませんし傍聴してもあまり日記にしたりはしませんが、弁護人がかなりおもしろかったので普段はスルーする弁護人の弁論に比重をおいて書いてみます。
はじめに、「大麻は無害だ」だとか、そんなクレームは、一切受け付けませんのでご了承くださいね。
まずはじめに、被告人が所持していた薬物は
大麻樹脂が108.466g
乾燥大麻が2.98g
MDMAが0.363g
LSDが0.131g
恐ろしい量です
被告人は罪状認否で事件を認めました。
通常は、その後弁護人の意見を裁判官が聞きます。
たいていは被告人が罪を認めている場合は
弁 「被告人と同意見です」
と一言で終わることが、多いのですが、この時は違いました。
弁 「被告人と同様ですが、一言申し添えます」
このあと、弁護人が熱弁を振るい始めました。
弁 「まず、事件性についてですが、手続き上の問題があります。まず第一に大麻取締法は、立法事実のない法律であります。麻に含まれるTHCが含有してるかで決まるが、この大麻は入ってない!条約で葉っぱの規制はないのであります。インディカ種は医療用で使われているものですが、本件の樹脂もインディカ種であるのです。そもそも大麻は、戦後GHQが規制したものです。大麻は古来、縄文時代からあったものである。大麻は致死量がない、アルコールやタバコと違い、心身穏やかになる。弊害は少ないです。大麻が大いなる麻であるのに、大いなる麻薬と言ってるのが問題であり、大衆はまだよく知らないわけであります。これはマスコミが大麻の事を書けないという事情があります。刑事事件というのはですね、当事者にとっては真実を語ることが非常に難しいという状況にあります。例えば、大麻について害がないということを主張しますと、反省していないということで、刑が重くなるというようなこともありえますので、当事者としては真実を語れないというのが現状なのであります。」
裁判官 「 犯罪が成立しないと言ってるのか、情状なのかどっちでしょうか?」
裁判官ナイスな突っ込みです。
弁 「 えぇ~まぁですね。ここは、やむを得ないので、情状ということで」
この裁判情証人として被告人の妻が出廷しましたが、証人尋問と被告人質問は、スルーします。
ちなみになんですが、この被告人には検察官から懲役2年6月が求刑されました。
さぁ、弁護人の弁論を楽しみください。
弁 「ある小学校の校歌にこんなものがあります。意味を紹介しますと、麻のように正直に生きなさい、麻は真っ直ぐ伸びますからそんな子になろうと、歌っている訳であります。そしてこちらの絵を見てください」
と、江戸時代の麻畑風景の絵を広げました。
傍聴人にも見えるように高々とあげています。
弁 「これを見ますと、当時の日本の農村の風景がよくわかりますが、一面の麻畑であります。麻は8倍の炭酸ガスを吸収しますし、麻は成長が早く、半年で伸びます。多摩川は麻が多く栽培されてきた川という意味です。川崎市には麻生区という地名があります。これを禁止しているのはアメリカの中枢勢力と日本くらいだと私は思います。麻はプラスチックや、燃料が作れます。これは今後、非常に注目できる植物です。ドイツでは、第三者が関与しない、未成年が関わらなければ使用が認められるという判決が出ました。フランスにおきましては、1999年個人使用目的はOK。オランダは30g未満の所持はOK。イギリスは3年前から個人使用目的OKとなっています。そもそも懲役という形で人間は更生できるか、という問題があります。被害者のいる事案と、被害者がいない事案は区別すべきだと思います!従いまして、出来ましたら被告人に対しては、無罪に近い判決をだして頂きたいと思います」
そんな弁護人に裁判官が、一言いいました
裁判官 「弁護人は大麻を吸った事あるんですか」
弁 「はいっ!オランダに何度か行って調査に行った事があります!酒は本を読めなくなりますが、大麻はそんな事はありません!音もよく聴こえるんです」
裁判官 「使用した人はよく言いますよね」
弁 「だから裁判官もぜひ一度ね、カナダも許されていますから」
裁判官 「え?私ですか?さすがに日本ではないですよね」
弁 「あっはい、勿論」
裁判官 「そこまでリスクを犯す気はないのでね」
弁 「ええっですから裁判官もぜひ一度お試しになったらどうでしょう」
なんと裁判官に大麻を勧めていました。
かなりひきつって、、、、
裁判官 「お金が高いので…」
しかし、この弁護人は、笑えたなぁぁぁぁぁ。
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